No.7 小さな会社の儲かるアタマの使い方
タイトル:小さな会社の儲かるアタマの使い方
著者 :山本 隆雄 様
出版社 :あさ出版
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| 小さな会社の儲かるアタマの使い方 |
この本の最初の切り出しはこうです。
「売れている会社・売れていない会社の違いはどこにあるのか?」
私自身は会社を営んでいませんが、店長経験があり、お店が売れる為の仕組みを考えていた時はとても苦労しました。
私自身が1年前まで働いていたお店の話しになりますが、スタッフに元気に働いてもらうのも苦労しますし、お店の業績もなかなか上がりません。
この時の敗因はリサーチ不足だったように感じます。
リサーチが必要だったと思う内容は、周囲のお店や客層や単価、お客様が求めるものと提供するお店側にズレが生じていたのだと思います。
転職して、はじめて過去にやってきたお店とお客様のズレに気付く事が出来ました。
様々な知識やアイデアをフル活用してもお店とお客様の間にズレがある場合は絶対に上手くいきませんので、ご注意下さい。
本のお話しに戻りますが、内容は『小阪 裕司』先生のワクワクマーケティングがベースになっているように感じました。
簡単に言いいますと、お客様がワクワクするような仕組みを考えるとお金がもらえるというシンプルながら、なかなか気付く事が出来ない、とても大事な仕組みです。
実際に私も仕事の中で実施した時はそれまでほとんど売れていなかった商品が最高で60倍売れました。
嘘のような本当の話しなのです。
本書に出てくる呉服屋さんとコーヒーのお話しなんかはまさにワクワクする仕組みで、普通では考えつかないような組み合わせが互いに相乗効果を発揮して、売り上げを伸ばす。
お客様もそれを喜んで買っていく。
お店を中心に全ての人が笑顔になれる仕組みが素晴らしいですね。
ココがポイント!
本書の中で「顧客の満足より、まずは社員の満足」という言葉が一番心に残りました。
お客様の為にお店をよくするのは素晴らしい事だと思います。
でも、社長さん。
自分のお店の業績を伸ばす事ばかり考えて、社員さん達は笑顔で働く事が出来ていますでしょうか?
お客様と一番近くで接する社員さんが会社への不満を持っていたら、どんなに良い仕組みを作っても、お客様が増えてお店が繁盛する事は無いと思います。
「会社を経営した事無いくせに生意気言うな!」と怒られてしまうかもしれませんが、スタッフ達がどんな気持ちでどんな風に働いているのか、お話しを聞きながら見つめ直してみてはいかがでしょうか。
スタッフにも家庭があり、様々なイベントや生活があります。
スタッフが笑顔になると、家庭は笑顔になり、きっと会社でも素晴らしい笑顔でお客様に接していただけると思うのです。
若造のたわ言ですが、スタッフへのほんの少しの気遣いや褒める気持ち、声かけをしていただければとても嬉しく思います。
私の好きな言葉で親切を貯金するというフレーズがあります。
見返りを求て親切にするのではなく、人に親切にしてあげる。
そしてその貯金は自分自身の心を豊かにして、思わぬところで親切が自分に返ってきます。
見返りをもとめず社員さんを大事にしてあげて下さい。
きっと見返りを求めて悩んでた時とは比べ物にならないくらいの素晴らしい日々が待っていると思います。
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