2016年1月12日火曜日

13冊目『最後のトリック』

  No.13 最後のトリック



タイトル:最後のトリック

著者  :深水 黎一郎 様

出版社 :河出文庫

最後のトリック


読者が犯人?

それって一体どういうこと?

自分自身がどうやったら文章の中の物語の犯人になれるのかと思いながら読み進めていきました。

物語は小説家、小説家にアイデアを売ろうとする人、超心理学の博士etc...

一見関係の無い人々との会話や行動が後半で一気にリンクしていきます。

そしてこういう犯人のなり方か!と若干肩すかしをくらうと同時に、確かにこれなら全ての読者が犯人だと関心もしました。

ココがポイント!


私は小説をほとんど読んだ事が無いので情景が移動したところがあまり分かりませんし、想像で人物像を作り出す事がまだ出来ません。

でも、背景はぼんやりと浮かんできますし、声は何となく想像出来ました。

小説を読む事で様々な視点で物を見る事が出来るようになりますし、想像力も養われます。

漫画や映画など目から飛び込んでくる情報も良いですが、活字を読んで想像力を働かせて見る世界もとても素晴らしいですよ。

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最後のトリック

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